前回に引き続き、色彩と健康についてお届けします。
色が身体に与える影響
『色』は健康と密接な関係があり、着る服、身のまわりの色によって私達は様々な影響を受けています。
簡単な表にしてみましたので、是非ご参考にして下さい。
カラー | 色による影響 |
白 | 精神の高揚を鎮める。リラクゼーション効果。 |
青 | 興奮神経を抑える効果→気持ちを落ち着かせたい時におすすめ。 |
紫 | 不規則な生活による心身の疲れ、知的活動による頭の疲れなどの改善効果。 |
ピンク | イライラした気持ちを鎮め、おだやかな気持ちにする。肌若返り効果。 |
赤 | 意欲向上。身体を温めて血行を促進し活力を与える。 |
橙 | 身体を温めて血行を促進し、身体の機能を活性化。 |
黄 | 胃の働きを活性化し、消化活動を助ける。 |
緑 | 最も人の網膜に負担をかけない波長。集中力がアップし創造性を高める。 |
若返りと健康
若いころは、黒やグレーなど地味な服ばかり着ていたものが、だんだん明るい色の洋服が増えてきた方が多いのではないでしょうか?年齢を重ねれば重ねるほど、服装は華やかな色に、化粧も明るい口紅をつける方は多いようです。
特にピンクはホルモン分泌を促し、内分泌系を活性化する効力があるそうです。この色を使うと若返りと幸福感につながるそうです。また年代を問わず肌を若返らせ、健康にする効果があるので、下着や寝具、部屋の色として使うと良いそうです。
また、アメリカの刑務所では監獄や少年院などの独房をピンク色に塗ったところ、暴力的な行為が減ったという報告があります。ピンク色には自律神経・下垂体を刺激して、苛立った神経を数分で鎮める力もあるそうです。
色彩を上手に取り入れよう!
普段何気なく選んでいる色がこのように私達の身体に影響を与えているとは、驚きです。部屋のコーディネート、毎日の服など色はとても身近で切り離せない存在です。
しかし、その色彩を上手に取り入れることによって、健康・若さ・活力を向上させることが出来るのではないでしょうか?男性も女性も、少し明るめの色を意識して取り入れることで健康とやる気をパワーアップさせませんか。