肺<対策編>

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前回に引き続き、肺についてお送りします!

肺の強化に腹式呼吸!

呼吸には横隔膜を上下させる『腹式呼吸』と、肋骨を動かして胸を膨らませる『胸式呼吸』の2種類があり、私たちが普段無意識に行なっているのは胸式呼吸になります。 腹式呼吸は横隔膜が大きく上下するので、肺の強化に効果的です。また、肺の底まで空気を行き渡らせることができるので、十分な量の酸素を取り込むことができます。腹式呼吸には、その他にも様々な効果があるので、気付いたときに意識して腹式呼吸をして強い肺をつくりましょう。

複式呼吸

呼吸法

・横隔膜が上下に動くことで肺が縦に大きく広がる
・ガス交換がスムーズになる
・内臓が鍛えられる
・腸内細菌のバランスが 良くなりお腹の調子を整える

腹式呼吸には臍下丹田呼吸法がオススメです。

姿勢が悪いと不健康?!

呼吸をするときは、肺そのものが膨らむのではありません。肺を取り囲む肋間筋(ろっかんきん)という胸の筋肉や横隔膜などが拡張・収縮することで、空気の出し入れを行っているのです。猫背などの前かがみになる姿勢では、肺を動かす筋肉の動きが小さくなるため呼吸が浅くなり、取り込む酸素の量も少なくなります。

姿勢

酸素は生命活動に必要なエネルギーを作るために不可欠です。不足すると脳をはじめ内臓や筋肉など身体全体の機能が低下し、様々な病気の原因にもなります。体操や深呼吸などで縮こまった胸を広げ、正しい姿勢を心掛けるようにしましょう。

喘息には水泳?

水泳

水泳が喘息に良いという話をよく耳にしませんか?喘息の症状改善には運動で体力を付け、心肺機能を高める必要がありますが、乾燥や温度管理のできない屋外でのトレーニングは、かえって発作を起こしてしまうことがあります。その点水泳は、

①屋内プールは温かく温度も高いので発作を起こしにくい。
②水圧で自然と腹式呼吸になり、気管支が鍛えられる。
③水の冷たい刺激で皮膚が鍛えられ、身体の抵抗力が強くなるなどの利点があげられます。

水泳は身体に負担をかけることなく行える全身運動です。子供の喘息だけでなく、大人の運動不足解消にもぴったりなスポーツといえるのではないでしょうか。

肺炎に注意しよう

ウイルスや細菌などに感染して肺に炎症が起こった場合を肺炎といいます。主な症状は咳(せき)・痰(たん)、高熱、胸痛などですが、こじらせると命にかかわる重篤な病気です。肺炎の原因となる病原菌は、普段の呼吸時でも鼻や口から侵入していますが、健康な人はのど・鼻の粘膜や免疫系の動きによって排除されています。しかし、病原菌の力が免疫力を上回ると病気になってしまいます。

特に高齢者は、体力・免疫力の低下に加え粘膜の運動や異物を排除する咳の反射が弱くなるため、 食べ物や飲み物、病原菌を含んだ唾液・痰などが間違って気管に入り肺炎を起こしやすくなります。舌出し運動で喉の粘膜や筋肉を鍛えるとともに、雑菌が繁殖しやすい口の中をしっかりブラッシングして清潔に保つよう心掛けましょう。

肺を丈夫にしよう

呼吸は自らの呼吸筋を使って大きな呼吸ができてこそ、たくさんの空気を吸い込むことができます。そのためには、日頃から肺を丈夫にする生活を心掛けることが大切です。

粘膜強化

水でのうがいや、「舌出し運動」で粘膜を鍛え、ウイルスなどの異物の侵入を防ぐ。

呼吸・体操

体力的に腹式呼吸が難しい場合は、深呼吸でも大丈夫です。また、臍下丹田呼吸法などでしっかり胸を広げて姿勢を整える。

十分な加湿

呼吸器系は乾燥に弱いので、加湿器を使用するなどの対策をしましょう。肺を潤すといわれる大根・梨・金柑などの食材も有効です。